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絵描きのぼやき

6月30日 (日)

はる 8449
パス

更新時間 : 09:35:52

6月29日 (土)

はる 8448
バス

更新時間 : 21:49:48

6月28日 (金)

はる 8447
 
2022「小さな冒険」f20 部分
阪急で展示予定
、、、、
 この作品は色々な所を回って多分今回の阪急の展示が最後になるかと思う。私の中では結構気に入った作品の一つじゃないかな。評判もなかなかいいのだけれど、行き先が決まらないな。どうしようもない作品は潰して新しい作品に生まれ変わるのだけれど、残ってアトリエの壁の華になるものも多い。売れ残ったからダメな作品とは限らない。私の鑑賞に耐えた選りすぐりの作品たちだ。そのうちに売れ残り作品展でも開くか。



更新時間 : 19:54:44

6月27日 (木)

はる 8446
■2024年 7/24(水)〜7/30(火)
第121回榎並和春絵画展
個展タイトル「日々賛々3」
 阪急うめだ本店
美術画廊
06-6361-1381
、、、、
再掲
 さて、生業というけれど、例えばデパートで個展をしたとする。最初は商品として絵を描くことに抵抗があった。なんだかんだ綺麗事いっても結局は商売かという声が聞こえる。しかし、売れないと絵描きはやってはいけない。百貨店そのものが時代のニーズに合わなくなったとはいえ、今でもデパートはあちら側の世界の牙城だ。そういった大都会のきらびやかな砦の中で、見たこともないような造形物を展示することで、あちら側の人たちにこちら側の存在をアピールする。これってとても大事なことのように思う。
 河原者の歌舞伎や舞や踊り笛太鼓、浄瑠璃や芝居小屋、書画骨董など芸事というのはいつの時代も貴賤混合している。どちらか一方だけでは成立できないのだ。お茶の利休が古い朝鮮の生活雑器中に作為的でない本物の美を見出してお茶の道具として珍重したというのとやや似ている。結局は価値のわからない権力者に切腹させられるのだけれど、芸事の真髄はここにある。本物であればいい。

更新時間 : 17:46:37

6月26日 (水)

はる 8445
パス

更新時間 : 17:41:41

6月25日 (火)

はる 8444
ネットの公開討論を観たけれど、タヌキは如何にもタヌキだった。化けの皮剥がれた。レンレンには組織を動かす器量がない。残念だけど。ダボガミは教育勅語を持ち出す時点で終わり。時代錯誤のじーさんだ。とすると他はあの人しかいない。策士策に溺れなきゃいいけどな、詐欺師よりましか。しかし、今は反タヌキで結集する時だ!それにしても某N党はジャイアンのようだ。あんな者が大手を振って暗躍する政治が悲しい。恥晒し。

更新時間 : 20:12:44

6月24日 (月)

はる 8443
2004「聖」15x10x5cm
 木の箱 綿布 混成技法
、、、
山梨新報6月コラム 6/28掲載予定
以前FBで書いた文章を手直ししてまとめたもの。

 「絵を描いて何が面白い」
 最近お袋の13回忌で兄弟が集まった。一番年下の私が古希をすぎているのだから推して知るべしというわけで、いずれ劣らぬ高齢者の集まりだ。私と次男坊がまだ現役で仕事をしている。彼は商売をしているので定年がない、死ぬまで働くと豪語している。他の2人の男兄弟は一応名前の通った大企業を定年まで勤めあげた。姉貴を含めて5人兄弟の末っ子の私は経済的にも精神的にも大変お世話になった。しかし、今回の話の主題はそれではない。いろいろ話していて「ところで絵を描いていて何が面白い?」と聞かれた。直球ストレートの質問で答えに困ってしまった。そうだな、何が面白いのだろう。少し考えながら書いてみよう。
 例えば旅に出て「あぁ、きれいな風景だ」これを何とか記憶にとどめておきたいということってよくあるよね。最近はインスタグラムとかフェイスブックなど便利なものがあるので、どんどん架空の空間にストックできて多くの人の目に晒すことも可能になった。絵を描く第一歩はたぶん記録しておきたいとか、記憶に残したいといったことだろうか。
 しかし、一番面白いと思う事はそういった記録や記念撮影的なことではない。普段あまり気にしなかったり、忘れていたこと、記憶の底に眠っていたことが突然目の前に現れて気づかされることがある。絵を描くことがなかったら気づかなかったことだ。潜在意識との邂逅というのだろうか。そんな事も面白い事の一つだな。
 さらに、表現者として絵を描くことで多くの人を巻き込むことができたと感じた時だ。自分が感じたり、考えたことを何らかの形で表現したいという気持ちは昔からあった。それがどんな形になるのか分からなかったのだが、こうやって何十年も絵を描くことに携わってきて、最近になってやっと少しはカタチにすることができるようになってきた。それが絵描きという生業になるかどうかは結果でしかない。まずは表現したいという欲求が満たされたという喜びかな。
 さて、生業というけれど、例えばデパートで個展をしたとする。最初は商品として絵を描くことに抵抗があった。なんだかんだ綺麗事いっても結局は商売かという声が聞こえる。しかし、売れないと絵描きはやってはいけない。百貨店そのものが時代のニーズに合わなくなったとはいえ、今でもデパートはあちら側の世界の牙城だ。そういった大都会のきらびやかな砦の中で、見たこともないような造形物を展示することで、あちら側の人たちにこちら側の存在をアピールする。これってとても大事なことのように思う。
 河原者の歌舞伎や舞や踊り笛太鼓、浄瑠璃や芝居小屋、書画骨董など芸事というのはいつの時代も貴賤混合している。どちらか一方だけでは成立できないのだ。お茶の利休が古い朝鮮の生活雑器中に作為的でない本物の美を見出してお茶の道具として珍重したというのとやや似ている。結局は価値のわからない権力者に切腹させられるのだけれど、芸事の真髄はここにある。本物であればいい。

更新時間 : 19:51:26

6月23日 (日)

はる 8442
2024「サーカス」f20部分
混成技法
、、、、
 人や馬が空を飛ぶ、何だか自分の思惑とは違って、段々と絵が子供に戻っていくようだな。いいのか悪いのか分かりませんが、反対に言えば、やっとここまで来れたな。どちらかと言えば私はゴリゴリの理屈屋で硬いガードで凝り固まっていた。まだまだですが、もっともっと自由に描けるのではないかと思っている。
 時代はゲームやアニメが主流だけれど、、、

更新時間 : 18:00:08

6月22日 (土)

はる 844
2023「夏休み」f0
阪急で展示予定
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 作品のテーマやモチーフにかなりの開きがある。日常的な些細な出来事から宗教的な逸話までばらばらだ。色んなものに興味があり、あんな風にもこんな風にも描きたいと思うからか、観る人はとまどうかも知れないな。古希過ぎてまだ変化している。まぁ、それが私という人間だから仕方ない。
 一概に言えないけど、私のような私小説画家は日常考えたことを恥ずかしげもなく垂れ流している。よって出て来た作品と私とはかなり近いもののように思うな。隠してはいるけれど隠しおおせるものでは無い。芸術家では無い。それはそれとして、そのことを生業にしているというのは考え方によればかなり醜悪なものだ。作家の性と言ってしまえばそれまでですが、それを嫌う人も多いかもな。

更新時間 : 16:50:49

6月21日 (金)

はる 8440
2024「サーカス」f20部分
混成技法
、、、
 展覧会を二つ掛け持ちで開催しているので忙しい。責任の所在があやふやでグループ展はわりと散漫になりがちだ。個展と違って仲間内の親睦的な傾向が強いな。

更新時間 : 18:08:42

6月20日 (木)

はる 8439
 パス

更新時間 : 22:52:39

6月19日 (水)

はる 8438
パス

更新時間 : 22:28:23

6月18日 (火)

はる 8437
スクエア展
今日から23日まで

更新時間 : 19:09:38

6月17日 (月)

はる 8436
2021 山梨英和大学へ
2007年までの大作15点寄贈
Gホール常設展風景
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作家にとって作品の終の棲家をどうするのかが一番の悩みどころだな。個展作家(そんな言葉があるかどうかしらないけれど)は小品がほとんどなので個人のコレクションに収まっているか、売れ残りは自宅のアトリエに山積みとなる。それでも小さい作品はもらってもらえる機会はあると思うのだけれど、問題は大きい作品だ。公募展やコンクールに出品していた我々の世代の作家は必然的に100号以上の作品が毎年何枚か溜まって行く。
 美術史の残るような作家の作品は美術館や画廊に引き取られてゆくのだろうけれど、問題は無名の地方の作家は作品の行き場に困る。棄ててしまうのには忍びないけれど、作家が亡くなってしまえば残された遺族が多分困るだろう。最後は瓦礫だ。まぁそれも頭の片隅にある。
 パブリックな場所に常設展示してもらえるなら見返りは何もいらない。

更新時間 : 17:33:56

6月16日 (日)

はる 8435
2024「アフタヌーンティー」sm
阪急で展示予定
、、、、
 明け方は雨音で目が覚めた。少し肌寒いくらいで夏掛けを用意しておいてよかった。トイレに行ってうとうとして気がついたら雨は上がっていた。今日は午後は夏日になるという予報だ。

更新時間 : 13:53:40

6月15日 (土)

はる 8434
今日のアトリエ
、、、
 後何年運転するのか、田舎に住んでいるので、まるっきり車を放棄する訳には行かないだろうな。個展の準備もあるけれど、日常生活で必要なものだ。車を放棄してしまうと誰かに助けてもらう機会が増える。自立した生活が難しくなるだろう。いつかは免許の返納も考えてはいるけれど、公共の乗り物が全く当てにならない田舎では難しいな。まぁ、いずれは考えなければならない問題だな。

更新時間 : 19:15:29

6月14日 (金)

はる 8433
f20
制作過程そのニ

更新時間 : 19:14:49

6月13日 (木)

はる 8432
2024「微かな希望」25x20
ドローイング
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 長いあいだ地塗りして放って置いた。一生懸命何かを見つけようとしている間は何も見えなかった。違う仕事をしていて何かの拍子にチラリと見えたのが女神様のようなカタチ。あぁこれは絵になると一気に仕上げた。むかし旅人は守神として護符や小さな仏様を持って歩いたそうだ。
 しかし、人としてあらゆることにガッカリさせられる。自分が大事と言うのは誰でもそうだけれど、余りにも露骨だ。恥ずかしく無いのか。しかし、微かな希望はある。

更新時間 : 20:21:16

6月12日 (水)

はる 8431
2022「アルルカン」f0 混成技法
再掲
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 触覚というのは非常に大事な感覚で、視覚、聴覚、嗅覚、味覚はほぼ頭部に集中していますが触覚は体全体で感じる感覚です。特に指で触る感覚は点字などで分かるように素晴らしい能力を秘めています。余談ですがこの能力があれば麻雀の時にかなり有利になると思えるのですが、私などは白しか分かりません。
 絵描きには視覚的な人間と触覚的なひとがいるというのを何かで聞いた。どちらかと言うと私は触覚的な人間ではなかろうか。絵肌のザラザラした感覚は私の作品の大事な要素になっている。どちらかと言えば彫刻とかオブジェに近いように思う。ロダンとかマリーニ、ジャコメッティなどのデッサンなどに共感する。

更新時間 : 23:05:18

6月11日 (火)

はる 8430
2024「ノマドの少女」f10
未完
、、、
 何が描かれているか分かるという意味では具象絵画だけれど、絵の作りは抽象絵画だと思っている。如何にも抽象ですという絵画より見かけが甘いのでタチが悪い。そうやって世の中を欺いて生きて来たのです。御用心、ご用心?

更新時間 : 19:36:28

6月10日 (月)

はる 8429
2024「雨の花」f6 混成技法
未発表
、、、
 梅雨の時期の紫陽花はなかなか風情がある。たまたま庭木を剪定したので描いてみた。一つの花房を色んな方向から描いて一枚の絵にした。ポットは架空のものです。

更新時間 : 17:48:40

6月9日 (日)

はる8428
 2024/6/9裸婦クロッキー

更新時間 : 20:03:23

6月8日 (土)

はる 8427
2024「同行二人」ドローイング
水彩紙 千代紙 墨 ボールペン 
アクリル絵の具など
25x20cm 未発表
、、、、
「同行二人」
お遍路などの巡礼、霊場巡りにおいて、常に自分には弘法大師がついていてくれる、弘法大師が共にいてくれるという意味で書きつける語。

「足跡」
『わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。
あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に、
足跡が一つだったのは、
わたしがあなたを背負っていたからだ。』

更新時間 : 15:59:01

6月7日 (金)

はる8426
2024「ノマドの歌」f10
未完
、、、
 目と鼻と口があれば人は人の顔と認識する。どんなにリアルに描いても子供の絵でも同じことだ。絵に何を求めるかだな。人の顔は面白い。ほんの1mmずれるだけで表情はがらりとかわる。

更新時間 : 14:01:24

6月6日 (木)

はる 8425
2024「旅暮らし」Sm 混成技法
未発表
、、、、
 クレーは好きな作家だ。彼の日記を読むとバイオリンの演奏家としても一流でオーケストラの楽団員として働いた。最終的に画家になるか、音楽家になるか悩んでいたようだ。なんと贅沢な悩みだろう。絵はどちらかといえば詩的な思索を表現したものが多い。
 1879年生まれというから日本でいえば明治の生まれだな。その当時にいまでいうミクストメディア(混成技法)の作品を沢山描いている。麻布は勿論色々な下地の上に試作している。もしアクリル樹脂が有れば当然試していたに違いない。
 私がクレーの魅力に気がついたのはそれほど早い時期ではない。どちらかと言えばゴリゴリのキュビストでセザンヌから始まってピカソやブラックに傾倒していた。彼等の作品は理論的でロジックの組み立てのようなところがある。ある意味で理屈さえ分かれば理解しやすい絵画のような気がするな。ところがクレーやシャガールなどはもっと個人的で詩的で理屈は破綻している。そこのところが最大の魅力なのだが。天使や馬やロバや人間が軽々空を飛び歌う、それが許せるようになったということか。

更新時間 : 11:03:17

6月5日 (水)

はる 8424
ぱす

更新時間 : 09:50:04

6月4日 (火)

はる 8423
前に見せたf20号の途中経過です。まだタイトルも何も決まっていない。
 最初の画像から疾走する馬が見える人は稀だろう。しかし、慣れてくるとけっこう容易に色んなものが見えて来る。遊び道具など何もなかった子供の頃を考えれば、雲の形や壁のシミから何かを空想することは当たり前の事だった。それを古希過ぎた爺さんがやるから面白いのだな。子供に戻ってやがては消えてゆく、それが本来の姿だろう。

更新時間 : 22:50:04

6月3日 (月)

はる 8422
私のPCはWindows10だけれど、最近設定を触っていないのに急に今まで通りのことが出来なくなって困っていた。二三日前から新しいメールが届いていない。他のメールソフトには届いているのだがメインに使っているサンダーバードのメールだけが届いていない。試しに自分にメールを送ってみたが、送信は出来るが受信はできていないようだ。よくわからないのだが、「サンダーバード受信できない」で検索すると以下のメールアカウント設定変更をすればよいと出ていた。
 何もしていないのにどうして設定がかってにかわるのだ。サンダーバード使用で困っている方、やってみてください。
 後こんなこともある。レンタルサーバにサクラサーバを使っているのだが、四月の終わり頃から、Gmail宛のメールが送信しても戻って来るようになった。調べてみるとそういうトラブルがあるようだと他人事のように書いてあった。細かい事はわからないし、できない。少し設定を触ったが、未だ改善していない。ただ、受信はできるので、他のメールアカウントで送信すれば取り敢えずはいいだろう。しかし、勝手に変えるな。

更新時間 : 20:35:47

6月2日 (日)

はる 8421
グループ展二つ
▪️2024/6/18(火)〜6/23(日)
 スクエア展
 山梨県立美術館県民ギャラリーB
 国展に出したf130号一点出す予定。
▪️2024/6/20(木)〜6/29(土)
   「燦々」
 ギャラリー1045
(元甲府東横イン駅前ギャラリー)
 f20号4,5点出す予定。

更新時間 : 16:37:17

6月1日 (土)

はる 8420
2022「フルハウス」SM 混成技法
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 もう一つ、これもその時に出したもの。ジャズの世界ではとんでもない天才があまたいる。ご存知のようにジャズはアフリカのリズムと西欧のクラッシック音楽がアメリカで出会って出来た音楽だ。ラテン音楽と混ざり合ってボサノバになったり、ダンス音楽のタンゴとであってピアソラのような天才を生んだ。まだまだ進化している音楽と言える。
 フルハウスはギター奏法に全く新しい手法を見出したウエスモンゴメリーの代表的なアルバムです。彼の奏法はピックを使うので無く親指の腹の部分を使う、それゆえにやなんとも柔らかい音がする、これなども何処かで勉強して出て来たわけではなく独学で自分でやっているうちに出て来たものと想像する。
 ビルエバンスのような白人の天才もいることはいるけれど、圧倒的に黒人が多いのはアメリカの歴史的のものだろ。芸事というのは虐げられた者の曳かれ歌のところがある、核融合のように高温高圧をかけ続けると何処かで何かが爆発する。本物とはそういう事だ。

更新時間 : 20:16:34

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