あそびべのHARU

 
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画家・榎並和春



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忘れてはならない↓


2017
「路上のチェリスト」
F6
41x31.8cm


2017年 8/16(水)〜9/4(月) 
  作家在廊予定8/19,20
第86回・榎並和春個展

個展タイトル「旅の途中4」
千葉・山口画廊
〒260-0033
千葉市中央区春日 2-6-7 春日マンション 102
Tel.&Fax. 043-248-1560


 人生を四つの時期に分けて、最後を遊行期としたのは古代のインドの教えだ。人として一通りの役が終わったら、すべてを放り出して旅に出ろということらしい。何だか少し憧れる。

 しかし、還暦過ぎて一人前の役割を終えてきたかと問われると、その返答に困ってしまう。だからまだもう少し浮世で苦労してみろという事だと解釈している。

 いつものように色々な布をコラージュして、絵の具を垂らしたり染み込ませたりしながら、浮き上がってくる画像を拾い集めて何かイメージらしいものを形づけて行く。上手くいったと思う時もあれば、失敗することもある。出たとこ勝負の五分五分は人生に似ている。

 こうやって遊びなのか、仕事なのか混然としている状態が好きなんだろうな。気持はガキの頃とあまり変わってはいない。遊行期といえば、生きてるそのものが遊行みたいなものだ。

 私は生涯「旅の途中」だな。 いつものように暮らして行く。たぶんそれしかできないのだろう。 さて、今年も新作がそろいました。御来廊こころよりお待ちしております。


08画集&カタログの紹介
日々是好日

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                       忘れてはいけない事
        
 2011 3・11に未曾有の大災害が日本を襲った。原発が爆発して、今まで何気に安全だとされていた事が、嘘だとばれてしまった。日本は国土の何割かは失ってしまった。悔やんでも悔やみきれない。

 しかし、失ったものはあまりにも大きいけれど、反対に大きなショック療法だと考えて、まったく新しい生き方、哲学とか思想とかが国民の共通の認識として出来るなら、それもいいのじゃないかとほのかに期待した。

 にもかかわらず、今やっていることはあったことをない事にして、嘘でも良いから昔のように景気をよくして、まやかしで浮かれて踊ろうということを本気になってこの国のリーダーたちはやっている。絶好のチャンスだったのに、今やもう遅すぎる。機会を逃してしまった

敗戦後、世界の中でもいち早く復興し、高度成長を経験して、それに伴った弊害である、大気汚染や公害、バブルの崩壊、少子高齢化も現在進行形である。

 確かに右肩上がりの成長は期待はできないけれど、地域に根ざした丁寧な生活を進める事で、それはそれで楽しく豊かに暮らしてゆく方法はたくさんあるだろう。

 豊かさ、上質な生活、というのは昔のバブルの戻る事ではない。未来に遺恨を残さないために、今やらなければならないことは、あふれるようなエネルギーを消費する事ではない。物にたよる生活を勧めることではない。

 原発の選択はエネルギー問題ではない。これからの生き方、哲学、思想の問題である。そのことを忘れてはならない。 2013 4/22

                    原発は廃絶すべし。






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