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絵描きのぼやき

9月18日 (木)

はる 9049
榎並和春個展
2025/11/15から11/23
甲府 ハーパーズ-ミル
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 地元甲府の個展が二ヶ月後に迫ってきた。今年は夏に個展がなかったので久しぶりの感じがする。最近の夏は暑すぎなのであまりやりたくない。でもまぁ、企画の場合相手の都合もあるのでわがまま言える立場にはない。
 どこで完成とするのか?と時々聞かれる。これは結構難しい。描き込んでいけばいつかは仕上がるという描き方ではないので、さらに難しい。完成の予想図があればそれに向かって仕事をしていけばよいのだが、予定はどんどん変わってゆく。私の場合、大体絵は描き込むほど悪くなる。
 絵の中に物語がある事。これは私の場合とても大事なことであるけれど、絵が物語の説明になってしまっては面白くないな。タイトルなども同じだけれど、出来るだけ絵の説明から離れるようにしている。あの手この手使えるものは何でも使えばいい。あらゆる手を使って観る人を巻き込みたい。自己表現だけれど突き詰めればオリジン(源泉)にやがては行き着くと思っている。

更新時間 : 21:53:18

9月17日 (水)

はる 9048
散歩道
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 少し暑さが戻った。
 来年の梅田阪急の個展の期日が決まった。当分先の話だけれど、期日が決まらない事には何も始まらない。97年から大体隔年で開催しているので13,4回開催していることになる。
 デパートの個展も段々と厳しくなって来そうだな。大手のデパートで美術専門の店員さんが居るのは高島屋と三越くらいだろう。昔は大きな企画展も開催していたのだから隔世の感だ、売り場に対して利益があがらなければ美術部門からの撤退は仕方ないのかもしれんな。何度もデパートで個展を開催してもらっている私がいうのもおかしいけれど、誤解を恐れずにいうなら、絵画は個人の画廊から購入するのが本来の姿ではないかと思う。
2026/7/1(水)から7/7(火)まで
阪急うめだ本店7f

更新時間 : 21:46:08

9月16日 (火)

はる 9047
2025「カテドラル」f0 混成技法
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 長いあいだこうやって生きてきたけれど、何かやり残してきた気がするな。もうすでに古希を遥かに過ぎて後はどのように始末をするのか考えなければならない歳になってもこのザマだ。

更新時間 : 20:12:46

9月15日 (月)

はる 9046
これによると私など最貧層だな。言っておくけれど私はこの生き方を選んだ訳で、特に不満はない。
 問題は86年に派遣法ができて働き方改革というお題目で「これからは自由に働きたい時に働いて学びたい時に学べる」「色々な個人の能力によって働き方を選べる新しい時代が来た」と資本家と政治屋が結びついて、多くの中間層の年収を下げたことだ。自由に働き方を選べる人間などほんの一握りの選ばれた人間でしかない。騙されてはいけない。若いうちならまだしも転職するたびに条件は悪くなって年収は下がっていく。旧来型の年功序列、丁稚奉公も相互扶助という意味では悪い事ばかりではなかった。新自由主義などと偉そうに学者面した人間とピンハネ会社だけが得をした。自己責任など糞くらえだ。革命が起きてもいいくらいだ。

更新時間 : 21:44:18

9月14日 (日)

はる 9045
2025「オラショ3」f6部分
未完
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Ai による解説
「オラショ」とは、ラテン語の「祈り(oratio)」に由来するキリシタン用語で、日本の潜伏キリシタンが世代を超えて口伝えで継承してきた祈りの文句や教義、儀式を指します。禁教時代に信者を迫害から守るため、原義を理解せずとも唱えること自体に信仰の意義を見出すようになり、地域によって発音や形式(歌オラショなど)が異なるのが特徴です。
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 オラショを最初に聴いた時に不思議な気持ちになった。聞こえてくる音楽はグレゴリオ聖歌に似ているのだけれど、どこか仏教の称名念仏のようにもきこえる。

更新時間 : 19:49:21

9月13日 (土)

はる 9044
パス

更新時間 : 19:18:37

9月12日 (金)

はる 9043
昨夜9.11は凄い雨の中ジャズライブに出掛けた。このライブハウスはお客さんも含めてほとんどがプレイヤーで隣に座っていたオジサンが突然プレイヤーに変身する。あなたもどうですか?と聞かれてオタオタした。それにしても譜面を見て驚いた、コード進行しか書かれていないものな。これでアドリブでセッションしてしまうジャズプレイヤーって尊敬してしまう。
 ジャズとポップアートはアメリカの産んだ最大にして最高の芸術。クラッシック音楽をベースにして色々な国や民族の音楽を取り込んで大きく変容していく姿は生きている、まさにライブとう形容がピッタリだな。少人数のセッションがジャズの醍醐味だろう。
 ピアニストは風貌は失礼ながらそこら辺を歩いていそうなお爺さんふうなのですが、アドリブを弾き出すと只者ではないという事かよくわかる。調べてみると日本のジャズシーンでは名だたる人達と共演している巨匠だった。どうりですごいはずだ。それにしてもカッコいい。

カフェパストリアス
https://cafepastorius.wixsite.com/cafepastorius
倉地恵子
https://www.facebook.com/keiko.kurachi.98
米田正義
Masayoshi Yoneda – Piano
1950年富山県高岡市生まれ。同志社大学法学部卒。幼児期よりクラシック・ピアノの教育を受け、クラシックのソリストを目指す。同志社大学モダンジャズ・グループにてジャズに巡り合い転向。1972年、宮本直介グループにてプロ・デビュー。以降、杉本喜代志、鈴木勲、松本英彦、向井滋春等のグループにて活躍。日本ジャズ・シーンに他の追随を許さない確固たる地位を築く。美しい繊細なタッチを誇り、作・編曲にも優れ、常にスポンティニアスでしなやかな即興力は無類の存在。
山崎弘一
Yamazaki kouichi
ジャズベース
51年生まれ 東京都出身。
早稲田大学在学中、池田芳夫氏に師事し、水野守康トリオでプロとしての活動をスタートする。

更新時間 : 16:10:03

9月11日 (木)

はる 9042
パス

更新時間 : 07:41:54

9月10日 (水)

はる 9041
2025「ニーナナンナ(子守唄)」f3部分
混成技法
/////
 この厚いマチエールへのこだわりは何処から来ているのか?薄くサッと仕上げた良さも分かるのだけれど、どうしてもこの、肌触りや物の持っている重量感みたいなものに惑わされる。

更新時間 : 22:14:07

9月9日 (火)

はる 9040
2025「相棒」f8
途中
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 どうもなぁ、もっと気楽に描ければいいのだけれど、どうしても重くなってしまう。マチエールもそうだけれど実際の重さもある。130号など重くて持ち上げるのが大変になってきた。重くしないと場が持たない。それだけ実力がないという事だな。本当は軽くさっと描いた絵でもつならそれが一番いい。
 クロッキーやデッサンのような単純なものでも結構奥が深い。やればやるほど奥がある事がわかる。ただ見たままを写しとっただけではブロマイドや似顔絵になってしまう、Aiに負けないためには、しっかりと意識することが大事だ。私はこう見ました、こう解釈しましたという経過報告が表現するという事だろう。結果はどうでもよくて、上手い人もいれば下手くそもいる。まだまだ表現には至らないけれど現役の受験生の上手いデッサンから後期高齢しゃの味のあるデッサンを見てそんな事を思った。
 絵を描く事は自己を曝け出す事で恥ずかしくもあり、苦しい事でもあるのかな。私にとってはメシの種でもあるわけでタコの足のように自分で自分を食っているようなものだ。この感覚は他に生業を持っている人にはわからないだろう。

更新時間 : 22:03:56

9月8日 (月)

はる 9039
パス

更新時間 : 21:53:30

9月7日 (日)

はる 9038
パス

更新時間 : 18:42:25

9月6日 (土)

はる 9037
台風一過
秋が来た。

更新時間 : 17:02:39

9月5日 (金)

はる 9036
パス

更新時間 : 19:31:01

9月4日 (木)

はる 9035
パス


更新時間 : 20:41:11

9月3日 (水)

はる 9034
散歩道
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 今年は本当に暑い。雨もまったく降らないので、地面がからからに乾いている。いつもなら毎日のようにある夕立もない。このまま推移すれば日本全体が亜熱帯になるだろう。
 まぁ何となくここまでやってこれたけれど、特に才能があった訳ではないな。やってこれたのは支えてくれた人達がいたからだな。

更新時間 : 17:57:00

9月2日 (火)

はる 9033
パス

更新時間 : 19:59:21

9月1日 (月)

はる 9032
色は3元色と白黒で出来ていると知ったのは中学校の美術の時間だった。絵を描く人以外あまり気にする事はないけれど、例えばパソコンのインクの補充をする時になるほどと納得するだろう。
 絵の具は生の色が一番発色が良く美しい。混ぜればまぜるほど色は濁っていく。そして全ての色が混ざれば色味を失って灰色になる。しかし、灰色というのは奥が深い。単純に白と黒を混ぜた灰色はニュウトラルな色で何処にあっても場を乱す事がない。色と色を繋ぐ重要な役目を持っている。反対に全ての色を含んだグレーはオールマイティでどういう変化にもついていける。ただし多様すると無感動なつまらない絵になる。
 バケツをいつも五つ用意しているのはアクリル絵の具はすぐに乾いてしまうので、使ったらそのままにしておかないで、すぐに近い色味のバケツに放りこんで置くためだ。

更新時間 : 20:20:58

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