[HOME] [MASTER]
絵描きのぼやき

7月31日 (月)

はる 8119
 明日搬入展示です。
2023「バラ窓と鳥」F6 混成技法
松屋で展示予定
 ■2023年 8/2(水)〜8/8(火) 
  榎並和春個展
個展タイトル「ゆめのまにまに2」
 銀座・松屋 7F
遊びのギャラリー
代表 03-3567-1211
・・・・・・
 何かの本を読んでいたらこんな文章があった。
 「源泉(オリジン)は流れに逆らって登らなければたどり着けない、流れに乗るのはゴミでしかない」
 何と素晴らしい文章ではないか。今流行りの事をやっていたのではどう頑張っても源泉にはたどり着かない、流れに逆行しなければ本物にはたどり着かないということだな。

更新時間 : 21:58:31

7月30日 (日)

はる 8118
 七回忌法事久徳さん
何でもそうだけれど、長く続けるのはとんでもなく難しい。ネットなどで見ていても若い人は最初は凄い情熱で、私は画家であるというようなことを書いて作品をほぼ毎日のようにアップしている。それが半年が過ぎ、一年経つとその情熱も薄れて作品更新の頻度が落ちてくる。あぁあの人はどうしたのかなと検索してみるともう何年も新しい記事をアップしていない。たぶんそのままフェードアウトして消えてゆくのだ。
 何だろうな、長く続けて行く秘訣というのは。絵が上手いとか、才能があるというのではないきがするな。そう、長く続けることが出来るというのが才能というなら、それも一つかもしれん。職人的な技術というのは大事なツールだけれど、それだけではすぐに行き詰まってしまう。奇麗な人物や風景などどれを描いてもそう変わったものではないからだ。
 自分のことしか分からないけれど、とても大事なことは飽きない探求心みたいなことだろうか。・・・・

更新時間 : 22:08:46

7月29日 (土)

はる 8117
   人物を描いた場合、どうやっても他人は顔の表情を見る。他の部分がどんなに描けたとしても顔の部分がいまいちだと作品自体がいまいちとなる。奇麗に描け、上手に描けという事ではない。魅力的な顔が描けるかどうか、すべてはそこに集約される。
 私は顔を描く時も何も見ないで描くようにしてる。デッサンや下絵を描いて描写系の絵画が人気だけれど、描写することの面白さや醍醐味は充分理解しているつもりだ。それも一つの絵画の方法ではあるけれど、何かそれではない方法があるのではないかと思っている。
 最近村上春樹を読みなおしている。驚いたことにほとんど内容を忘れていることだ。歳をとるというのはそういう意味では毎回新鮮な読書が出来ていいかもしれない。話はそれた。
 「海辺のカフカ」を読み終えた。彼の作品に共通するテーマとして「あちらの世界」の存在というのがある。この間の最新作「壁を・・・」にはしっかりと書かれているのだけれど、あちらの世界もこちらの世界も結局は両方とも自分自身なんだよということを繰り返し言っている。
 私の作画の動機と何か共通するモチベーションを感じるのだな。恐れ多いことですが・・・

更新時間 : 20:26:08

7月28日 (金)

はる 8116
 午前中2時間仕事 昼は八のパン ジェラート 午後2時間仕事 大作
 何も考えないというのは誰でもできることではない。子供とか天才的に生まれた時からあちらの世界の住人であるなら話は別だが、普通にこちら側に生きている人間にとって何も考えないということはたぶんできない。絵を描く時に無心に夢中になって描くというのは理想だけれど、悲しいことに凡人は何かしら考えてしまう。無心にるのはかなり高度の到達点だな。
 人は考えるときに母国語で考えている。言葉にならなくても何かしら考えている。他人に伝えるときに大事なことはそれをわかりやすい言葉にして伝えることだ。自分だけ理解していても誰にもわからないことは無いことと同じだ。教えること教わることだとよく言われるのはそういう事だ。

更新時間 : 19:47:29

7月27日 (木)

はる 8115
 銀行 仕事した 昼ねなど 雷

更新時間 : 19:16:25

7月26日 (水)

はる 8114
 オイル交換 県展委員会 少し仕事した。人物の顔 いいと思うけどな。
2023/7/26
今日のアトリエ
 絵も額装が終わって梱包も終了、収荷の予約もすんだので後は発送を待つだけ。
個展を始めた頃、新聞や雑誌の取材にどう答えていいのか分からず、頓珍漢な答えをしてしまったと後から後悔することが多かった。例えば「今回のテーマは何ですか?」と聞かれて、すんなり答えることが出来る画家は何人いるだろうか。大体個展に何かテーマを持って挑んでいる人などいるのだろうかね。描かれた絵が全てで、それ以上でも以下でもないというのが、本当の気持ちだな。だけど、対外的にプレゼンテーションする場合それだと弱いんだな。こじつけでもいいから、何かしらの作家の言葉が必要なんだ。出来たら日頃から自分の仕事を自分の言葉にする訓練をしておくといいと思う。snsはそう言った意味でも練習になるな。

更新時間 : 21:40:50

7月25日 (火)

はる 8113
 宏子東京朝おくり 午前中2時間仕事
 午後本を読んだ「海辺のカフカ」 4時から仕事

更新時間 : 22:14:37

7月24日 (月)

はる 8112
 大作 昼ね 水撒き 買い物 夏の午後

更新時間 : 21:42:28

7月23日 (日)

はる 8111
 午前中草刈り 午後少し仕事した

更新時間 : 20:21:09

7月22日 (土)

はる 8110
 午前中除草 買い物 昼ね デッサン

更新時間 : 21:37:08

7月21日 (金)

はる 8109
 TAO
 
F130制作過程
墨でカタチを模索中。画面が墨で真っ黒になってきた。こういった何にでも成りうるニュートラルな混沌が好きだ。
 宇宙の創生というのはあらゆる素粒子が飛び交う混沌から始まった。正義も不義も善も悪も好きも嫌いも意識も無意識も何もかもこの中にある。実はこれは私の頭の中だ。ただ一つの真理というのは意外に正しくはないんかもしれんな。
 集散を繰り返しながらやがて一つの形を形創る。混沌は混沌のままで充分美しいのだが、そのままでは何も生まれない。この世界に人が生まれたように一種の偶然、奇跡が必要だな。光あれ!

更新時間 : 19:51:42

7月20日 (木)

8108
 金塗り

更新時間 : 20:39:47

7月19日 (水)

はる 8107
 デッサン大作下地

更新時間 : 21:38:25

7月18日 (火)

はる 8106
 麻雀

更新時間 : 19:20:07

7月17日 (月)

はる 8105
 チェロの発表会
日はチェロ教室の発表会だった。毎年海の日に八ヶ岳乃麓にあるペンションに出かけて発表会の真似事をする。
 こういった芸事というのはよく似た段階を踏む。関門は幾段もあるのだけれど、第一の段階は誰もが容易にマスターできるものだ。単に楽器が演奏出来て嬉しいというようなことか。次にどこかで聞いたことがあるような有名な曲をマスターできた。人前で一応演奏出来た。そんなことか。どんどんグレードはアップしてゆくのだけれど、これで終了という事がない。永遠に続く苦行難行のようなものだ。どこまでやってもプロといわれる人たちの足元にも及ばない。歴然とした違いを感じる。
 何年も一つの曲をからかってある程度弾けたとしてもそれは最初からカウントして10段目の関門をやっと超えただけのことで、つまずくのは何をやっても同じで、どの曲をやっても10段目でつまずくのだな。
 これは何も楽器だけの事ではない。芸事すべてに共通する奥義のようなものだ。

更新時間 : 19:20:59

7月16日 (日)

はる 8104
 裸婦クロッキー

2023「愚者」SM混成技法
未発表
・・・・・・・
 絵が出来てこのタイトルを考える。一体この人は誰れなんだ。私の潜在意識が作り出した幻影のようなものだ。絵の具のシミと画面の絵肌が偶然に作り上げた謎の人物だ。彼はここにしか存在しない。私が見つけなければ彼は永遠にこの世の中に出てくることはなかった。そう考えると何か愛着が出てくる。
 人であれ物であれ、いずれは何処かに消えて行く。宇宙的な時間で眺めれば、あれもそれもほとんど違いはない永遠のかけらでしかない。

更新時間 : 19:22:19

7月15日 (土)

はる 8103
 映画君たちはどう生きるか?まったく面白くなかった。

昔初めて銀座で個展を開催させてもらった画廊のオーナーに言われたことが結構記憶に残ってる。どんな話からその話になったのか経過は忘れてしまったけれど、作家としてどうやれば生きていけるか?というような話だった気がする。すぐに売れたいならば、個性的なスタイルがいい。火がつきやすいし売りやすいからね。反対に長くやって行くなら目立った事をやるのではなく、オーソドックスなスタイルでやる方が結局は早道ではないかと言われたら。

更新時間 : 19:23:33

7月14日 (金)

はる 8102
 午前中仕事、ごご山美かたずけ チェロ

2023/7/14
エスキース「泉にて」
・・・・・・
7/8の「風の色」さんのブログがよかったので無断で転載します。風の色さん悪しからず。ダメというなら連絡ください。削除します。
・・・・・・・
昨夜見た夢について話そう
夢の中では臨時の講師をしていたと思う
なんだか久しぶりの職場で少し浮かれていた気がする
一日の業務が終わって、ノートチェックなどをしながら、生徒からの手紙の返事を書く段になった
これから読んで書くにはずいぶん時間がかかるし、疲れていたので、明日の朝早く出勤して書くことにした。
するとその時、明日はないことに気がついた。
なぜなら、今こうしてそこにいることが「夢の中」であることに気がついたからだ。
 ここで書いておかなければ、明日はないことに。
 明日、またこの夢の中に自分は存在しないことに。
 今夢の中でこうして顔緒を合わせているはずの人にはもう決して出会えないことに。
そういうことに気がついてしまったのだ。今生きているこの世界にはもう戻れないことに気がついたのだ。
そのことに気がついたら、今夢の中で出会っているひとりひとりが愛おしくて涙が流れ声をあげて泣いていた。
目が覚めて、夢の中の出来事を反芻していたら、この世と同じだと気づかされた。
この世は浮世。人生は夢のごとしとよく言うが、まさしくそうだったのだと実感した。
「目の前にいる人に明日は会えない」という当たり前のこと。
そのことをしばらく忘れていた。
多分昨夜見た夢のことはこの先ずっと忘れないだろう。


更新時間 : 19:24:14

7月12日 (水)

はる 8101
 買い物 昼ね 130号地塗り

更新時間 : 17:29:03

7月11日 (火)

はる 8100
 この絵と文章にIさんが下のようなコメントを書いてくれた。
無断転載ゆえ悪しからず了承ください。
・・・・・
6月29日の画家・榎並和春さんのブログに、この作品に関してこうあった。
 何も見ないで描いては壊してまた描いていく、具象と抽象の間に面白い瞬間がある。この人はここにしか存在しない。何も描写していない。
これを読んで、甲斐扶佐義さんの写真についての杉本秀太郎さんの言葉を思い出した(『夢の抜け口』 2010年 青草書房)。
カメラが写し取ったものはことばではなくて物だ。そして映像は物であり、かつ物ではない。物と物ではないものとのあいだに君の居場所がある。(102頁)
同じことが「絵」についても言う事が出来る。絵は物であり、かつ物ではない。見えた物を描く具象でもなく、非対象の抽象でもない。
物と物ではないものとのあいだ、具象と抽象とのあいだに「絵」が生まれる。
この捉え方の大本は江戸時代の近松門左衛門の「虚実皮膜論」にあるようです。舞台の上に咲く花は、「虚にして虚にあらず、実にして実にあらず、この間に慰みがある」。正確にいえば、虚と実の間にある、という意味ではなく、虚でもなく実でもないものが舞台に現出する。それが「真実」なのですね。
杉本さんは、「絵」とは何かと自問して、こう書いています。 
忘れがたいその瞬間に、見えたものが見えたそのとおりに見えるようなものを自分の手であらためてこさえる仕事を絵と呼ぶ。(119頁)
物と物ではないものの間に、虚と実の間に、そのどちらでもないもの、見たものを見えるように形づけることが「絵を描く」という行為なのだと僕は思います。
榎並さんの作品と言葉に触発されて、こんなことを考えてみました。まだまだ考え抜けていないことは十分承知しております。さらに精進致します。

更新時間 : 20:16:05

7月10日 (月)

はる 8099
 買い物 宏子信金50おろす。14返金⒗生活費20ストックにするという。上手くいくか。

更新時間 : 20:04:21

7月9日 (日)

はる 8098
 買い物 パソコン仕事
まぁ日々の生活+遊びで足らなくなった分をこっそりと補填する。毎度の事だが、もう数回繰り返している。いつももうこりごりと言いながら、ほとぼりが冷めるとまた同じことの繰り返し。

更新時間 : 21:05:57

7月8日 (土)

はる 8097
 新しい額が入る。宏子とトラブル

更新時間 : 20:55:34

7月7日 (金)

はる 8096
 最後の一枚仕上げ 宏子とおる君おくり
 カフェにて ごご仕上げ

更新時間 : 21:30:22

7月6日 (木)

はる 8095
 額入れ 学校

更新時間 : 22:37:32

7月5日 (水)

はる 8094
 山美審査 学校

更新時間 : 22:33:02

7月4日 (火)

はる 8093
 額入れ1

更新時間 : 20:16:01

7月3日 (月)

はる 8092
 午前中草刈り 午後買い物など

更新時間 : 20:18:56

7月2日 (日)

はる 8091
 20号額入れ 作品セレクト 美術館 ICギャラリー GUジーパン買う うどん食って帰った。

更新時間 : 19:01:17

7月1日 (土)

はる 8090
 七月になりました。タオ 吉川

更新時間 : 22:17:40

[BACK] [NEXT]

エース